長女の中学校では定期テストの平均点が出ません。先生も計算してないそうです。

中学校によってテストのレベルや生徒の学力が違うため、一般的な偏差値とは異なるかもしれませんが、それでも1学年300人の学校なので、それなりの指標にはなると思っていたのですが…。

いつだかの三者面談で「前回のご本人に点数と比較してください」と学校から言われていましたが、それじゃ困る~と思った事を覚えています。

そこで、塾なし生徒が学力を知るために活用していただきたいのが全県模試です。

今回は、全県模試の信頼度について紹介します。

神奈川全県模試の信用度は?

我が家は神奈川なので、神奈川全県模試を受けています。

中2の夏から計6回受けてます。

最初の頃はうまく活用できず、最後の最後になって合格判定など活用し始めました。

とはいえ、全県模試の結果って信用できるのか…という気持ちもあって、「全県模試 信用度」「全県模試 A3判定」というキーワードで何度調べた事か…。

でも、受験が終わった今、私は絶対的に神奈川全県模試を信用しています!

その理由を紹介しますね。

大手塾に通わせているママ友情報

大手塾に子供を通わせているママに、「全県模試しか受けてないけど、信用できるのかな?」と聞いたところ、「全県模試の結果は信じていいらしいよ~!」と言われました!

ママ友の子は特色検査がある進学校を受験するので、基本的には塾の模試を受けていたそうですが、記念+合格判定の後押しとして、1月の最後の全県模試だけ受験していました。

ただし、上位校では塾独自の模試などを受けている生徒もいるため、志望校や学力層によって全県模試の受験者層が同じとは限りません。

我が家は偏差値50前後・特色検査なしの公立高校を受験したケースなので、この記事の「信頼できた」という評価も、あくまでこの条件での実体験として読んでいただければと思います。

受験者数が多い

神奈川全県模試は受験者数が多いことでも知られています。

長女の受けた全6回の受験者数をみると

  • 第7回(中3) 18,684人
  • 第6回(中3) 23,592人
  • 第4回(中3) 14,842人
  • 第2回(中3) 10,475人
  • 中3チャレンジ 8,914人
  • 中2 第1回 8,226人

12月の第6回がピークで、23,000人が受験しています。

令和7年度の公立高校受験者数は45,890人。

約半数が全県模試を受験しています。

塾の模試しか受けていない、そもそも模試を受けない、といった子を考慮すると、中堅高校を受験する多くの子が受けているといえるでしょう。

この受験者数の中で自分がどのくらいの位置にいるか、この中での合格判定を出してくれるので、信用度は高いのではないかなという判断です。

過去データの蓄積と分析力

神奈川県全県模試は、1994年11月にスタート。

神奈川県の受験生を対象に長年実施されている模試なので、これまでに集まった受験データの蓄積量がとても豊富です。

過去の模試結果や入試本番の傾向なども細かく分析されていて、志望校ごとの合格ラインや偏差値の変化、各教科の得点分布まで、かなり信頼できるデータに基づいて作られています。

合格率の実績

下記の表は、平成29年の全県模試の合格率判定と実際の合格率です。

引用:カナガク

ちょっと古いデータではあるのですが、全県模試の合格率判定の精度の高さがよくわかります。

合格発表後、全県模試から受験校と合否を登録を依頼されます。もちろん長女の結果も登録しました!

このように、模試のデータ+合否を何年も積み上げることで、全県模試は高い合格判定率を実現しているのではないかと思います。

予想点数がほぼ合致

全県模試は、受験後1週間程度でWEB上での簡易合格判定が閲覧でき、10~14日で紙での詳細な合格判定が届きます。

そこに、入試予想点数が掲載されています。

入試予想点数とは、過去の模試の結果をもとに、当日何点取れるか?という全県模試が予想した点数です。

最後に受けた全県模試の入試予想点数はこちら。

「今回」は、今回の模試だけで予想した点数。

「これまでの平均」は、過去の模試をトータルして予想した点数です。

そして実際の当日点は「289点」です。

問題との相性があるので、私が参考にしていたのは「これまでの平均」の点数です。

なんということでしょう、ほぼ予想点数通りです!この予想の正確さには本当に驚きました。

  • 全県模試の平均予想点:281点
  • 実際の入試当日点:289点

わずか8点差です。模試の結果をただの「数字」として見るのではなく、「当日のシミュレーション」として捉える重要性が、この結果からもお分かりいただけると思います。

それにしても、長女を信じていたとはいえ、合格率75%でよくチャレンジさせたもんです(笑)

結果論ではありますが、これを見て、全県模試ってすごーい!と思いました。

受験が終わる前にそのすごさを知りたかったのですが知る機会がなかったので、こうして皆さんに共有しています。

全県模試の結果はどこを見る?

全県模試を受けると、偏差値や順位、志望校の合格判定など、かなりたくさんの情報が返ってきます。

我が家も最初の頃は、正直「偏差値」と「合格判定」くらいしか見ていませんでした。

でも、受験を終えた今なら、特にチェックしてほしいのは、

  • 偏差値と順位
  • 志望校の合格判定
  • 入試予想得点
  • 教科ごとの成績や苦手分野
  • 過去の模試からの成績の変化

です。

特に我が家がもっと早く活用すればよかったと思っているのが、入試予想得点です。

先ほど紹介したとおり、長女の最後の全県模試では「これまでの平均」から算出された入試予想得点が281点、実際の入試本番は289点でした。

その差はわずか8点。

もちろん、すべての受験生がこれほど近い点数になるわけではありませんが、我が家の場合はかなり参考になる数字でした。

また、単に「偏差値が上がった・下がった」だけを見るのではなく、教科ごとの結果を見れば、これからどこを勉強すれば点数を伸ばせそうなのかも考えられます。

せっかく全県模試を受けるなら、合格判定だけを見て一喜一憂するのではなく、結果表を次の勉強や志望校選びに使うのがおすすめです。

全県模試の判定は甘い?A3判定でも合格できる?

全県模試について調べていると、

「合格判定は甘いの?」
「A3判定って本当に合格できる?」

という疑問も出てくると思います。

長女も最後の全県模試はA3判定・合格可能性75%でした。

正直、親としては、

「75%って、4人に1人はダメってことでしょ?」

と思っていました(笑)

しかも学校の三者面談では、担任から「まあ、チャレンジだね」と言われていたので、本当にこのまま受験していいのか何度も悩みました。

それでも最終的には、志望校を変更せず受験して合格しています。

そして、全県模試が予想していた入試得点281点に対して、実際の得点は289点でした。

この経験から、少なくとも我が家では「全県模試の判定が甘かった」とは感じませんでした。

ただし、A3なら必ず合格できるという意味ではありません。

合格可能性75%は100%ではありませんし、本番では問題との相性やケアレスミス、当日の体調なども影響します。

我が家ではA3を「無理なチャレンジ」ではなく、

「十分に合格を狙える位置にはいる。でも安心できる位置ではない」

くらいに考えるのが、実際に受験を終えた感覚に一番近いです。

全県模試と本番、どっちが難しい?

「神奈川全県模試と実際の入試では、どっちが難しいの?」

我が家も受験中、かなり気になって調べました。

ネットでは「全県模試の方が難しい」という情報を見かけることもありましたが、少なくとも長女の場合は逆でした。

長女は、入試までに過去問(本試・追試)を合計12回、全県模試を6回受けています。

その結果、何度やっても過去問の方が点数が低く、全県模試の方が点数を取りやすいという状態でした。

「模試ではこれくらい取れているのに、過去問になると取れない……」

これは受験直前までかなり不安でした。

ただし、だからといって「神奈川全県模試は本番より簡単」とも言い切れません。

問題との相性や年度ごとの入試問題の難易度、得意・不得意によっても変わるからです。

我が家の場合、模試そのものの点数より参考になったのが、成績表に掲載されていた入試予想得点でした。

最後の全県模試で表示された「これまでの平均」の入試予想得点は281点。

そして実際の入試本番は289点。

その差はわずか8点でした。

そのため我が家の経験からは、

「全県模試と本番のどちらが難しいか」よりも、模試の点数・偏差値・合格判定・入試予想得点をセットで見た方が参考になる

と感じています。

塾なしは絶対に神奈川全県模試を受けよう!

私なりの神奈川全県模試の信頼度をご紹介しました。

他の県の全県模試はわかりませんし、私が調べた情報、偏差値50前後、そしてあくまで長女の受験を踏まえた上での私の独断と偏見です。

しかし、塾なしの生徒にとって、神奈川全県模試なしでの受験はありえない!と私は思います。

全県模試は受ければ受けるほど合格判定の精度もあがるので、できるだけ早く、遅くても中3の夏から受験しましょう!

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