次女の中学校では、テストの約2週間前に試験範囲とテスト勉強対策を書き込む表が配布されます。
目標を書くものの、ちっともやらなかった長女と次女。
長女の受験を振り返って、中学生には伴走が必要だと身に染みていたので、今年は受験の年ということもあり、中3最初のテストである、前期中間テストの勉強サポートをすることにしました。
まずは、どのように勉強を進めるか、AIを使ってスケジュールを立てました。
実際のプロンプト(AIへの指示)と共にご紹介します。
親がテスト対策勉強スケジュールを立てる意味はあるのか…
長女も次女もテスト勉強の計画を立てたことがないわけではありません。
冒頭でも紹介した通り、娘たちの通う中学校では計画表が配られるからです。
それに対して、できた=A、できなかった=Cなどの評価をつける欄まであるんです。
でも、基本全部Cです。
それなのに、わざわざ親がスケジュールを立ててあげる必要なんてあるのか?と思いますよね。
でも、長女の受験を1年見てきて、自分で進んで勉強ができる子、塾に通っている子ではない限り、中学生に親の伴走は必要だと実感しました。
計画の立て方、進め方、決め方、やる気…テスト勉強を進めるには課題がたくさんあるんです。
でも、たかだか十数年しか生きていない子供たちに、そのノウハウはまだ身に付いていません。
少しでもテスト勉強のハードルを下げるためにも、スケジュールを一緒に立てる、手伝う、考えてあげるというのは、まだまだ必要なんです。
有難いことに、AIが急速に発達し、スケジュールを立てることも非常に楽になりました。
今回ご紹介するAI活用法を利用して、是非お子さんのテスト対策のサポートをしてあげてください!
実際のAIプロンプト例
①試験範囲共有
試験範囲は、プリントを撮影してアップロード。
頼んだ日は、5/22(金)の夜です。
テスト本番の6/2-3までのスケジュールをお願いしました。
スケジュールだけではなく、苦手科目や今回のテスト範囲の特徴(理科は好きだけど今回は苦手分野)、普段の傾向(数学のケアレスミス)も一緒に伝えました。

②AIの回答

素晴らしいですね。
範囲、得意、苦手を考慮して、「「提出物の早期完成」と「苦手分野・ミス対策」に重点を置いたスケジュール」を考えてくれました。
注意点として、必ずしもすべての情報を正しく読み取ってくれるわけではありません。
そのため、必ず、テスト範囲のAIのスケジュール提案内容にズレがないか確認してください。
③追加プロンプト

はじめはこのように、ざっくりとした期間でのスケジュールが来ました。
期間を4段階に分け、どのくらいの時期に、何を終わらせるか、というような計画でした。
ただし、これだと次女の場合、やらず終わらず間に合わないことが目に見えていたので、追加のプロンプトを送ります。

スケジュールの立て方の希望(1日ごと)、テスト勉強の進捗の修正(数学ワークは1周終わらせてあること)を追加でプロンプトしました。
④AIの回答

数学のワークが1周してることを考慮して、1日後とのスケジュールを出してくれました。
【前半:提出物完成 & 苦手科目の1周目期】
【中盤:間違えた問題の解き直し & ミス対策期】
【後半:直前総仕上げ(土日)】
【テスト直前:前夜の最終確認】
上記の構成で、計画を立ててくれています。
テスト直前は間に合っていない分のための余白として、課題を進めたり新しい問題を解くようなスケジュールはたててほしくないと思っていたのですが(プロンプトしろよって話ですが…笑)、優秀なAIはきちんと「新しい問題には触れず、翌日の教科の確認だけをして早く寝ます。」というスケジュールにしてくれており、私としても理想的なスケジュールが完成しました。
⑤印刷用に変換を依頼
ここまで画像をご覧いただいた通り、ただのテキストだったので、これを印刷するとなると読みにくいし印刷しづらいことも目に見えています。
そこで追加で依頼をします。

偉そうですね(笑)
でも、たったこれだけで優秀なAIは印刷用のPDFを作り上げてくれます。
それがこちら!



素晴らしいでしょ?
私は感動して、思わず「え!すごい!!」って声に出ちゃいました。
今回のテスト計画の目標も書いてあるし、科目ごとに色分けされてるし、数学の注意点は別で書いてあるし…
ところどころ読み間違い(地球→地域など)はありましたが、十分ですよね。
AIってすごいですね。私の本業が危ぶまれるわけです…(苦笑)
これを印刷し、次女と共有いたしました。
計画を立ててから3日経って…(5/25の朝)
上記の計画を共有してからの次女はというと…なんとか課題を進めております。
ただ一つ、地域分野とざっくり書かれたテスト範囲のワークが27ページもあり、他のこともやりながら、1日2日で終わる量ではなかったことが後から分かりました。
最初にテスト範囲を実際にページ数で確認すべきでしたね。
ですが、そのようなズレも想定はしていたので、既に立てたスケジュールにうまく分配して、5/26(火)までに提出物は完成させるスケジュールを立てました。
テストまで、このスケジュールで完走し、過去最高点をとってもらいたいです!!!
AIで勉強計画を立てた後に親がやる事
素晴らしいスケジュールが完成し、綺麗なPDFを印刷して子どもに渡すと、親としては「よし、これで一安心!」と達成感を感じてしまいますよね。
でも、ここからが本当の「親の伴走」のスタート。
AIに計画を立ててもらった後に、親が絶対にやるべき大切なポイントをまとめました。
1. 「本当に実行できる量か」の最終チェック
記事の中でも触れましたが、AIはテキストや画像をベースに機械的にスケジュールを割り振るため、「ワークの実際のページ数(ボリューム)」や「1ページを解くのにかかる時間」までは把握しきれません。
カレンダー上は綺麗に収まっていても、いざ蓋を開けたら「1日で27ページも進めなきゃいけない!」なんてズレが起きることも。
印刷する前に、必ず実際の教材を開いて、ボリューム的に無理がないか、大人が見直してあげることが大切です。
できればスケジュールを立てる段階で確認して、テスト範囲の写真と共に補足情報として共有するのがベストです。
2. 進捗の確認と、日々のズレの修正
中学生、特にこれまで計画通りに勉強した経験が少ない子は、スケジュール通りに進まないとそれだけで「もう無理、やーめた!」とやる気を失ってしまいがちです。
だからこそ、親が毎日「今日はどこまで進んだ?」「順調?」と声をかけてあげてください。
もし遅れている部分があれば、怒るのではなく、「じゃあ、この遅れた分は予備日として空けておいた直前の土曜日に回そうか」と、スケジュールを一緒に微調整してあげましょう。
計画は「ズレるのが当たり前」という前提で、親がどっしり構えて修正役を引き受けるのがコツです。
3. できたことを認めて、精神的に支える
AIが作ってくれた計画は、いわば「最短ルートのナビ」です。その通りに歩くのは子ども自身。
「今日は計画通りに2科目クリアできたね!」と日々の小さな達成感を一緒に喜び、やる気を維持できるよう精神的な支えになってあげてください。
次女も、今朝(5/25)、「宿題を忘れていた」と起きて英語の課題を終わらせた後、地球分野のワークを進めていました。
「2ページもやったよ!」と嬉しそうに言うので、「すごいじゃん!やればできるじゃん~」と持ち上げておきました(笑)
作って終わりにせず、「計画のズレを修正するナビゲーター」として親が横にいること。
これこそが、塾なし受験を乗り切るための最大のサポートになります。
Chat GPT?Gemini?Copilot?AIは何がいいの?
今回私が使用したのはGoogleが提供している「Gemini」です。
普段からGeminiを使っており、Chat GPTも時々使います。
Geminiじゃうまくいかなかったときの補欠です。
Copilotは話し方がムカつくので(個人的に)、Geminiもだめ、Chat GPTもだめ、な時の最終手段です。
Chat GPTは、仕事で使用するために一時期課金もして使ってたんですが、なんかイマイチだったんですよね。
ちなみに日本語で出してほしいPDFはフォントを共有しないとことごとく文字化けしていて、こんな綺麗なPDFも作れませんでした。
課金して使っていた時から半年以上経つので、もしかしたら今はそんなことないかもしれません。
ですが、普段の使用感としてもGeminiの方が求めていたものが出来上がってくる勝率が高いので、私はGemini推しです。
計画の立て方や内容もAIによって変わるかもしれないので、色々試してみてもいいかもしれませんね。
漢字チェックツールが生まれた訳
テスト勉強計画を見て、引っかかったのが漢字勉強の部分です。
しょっぱなから「【国語】漢字(2年・3年の範囲)をノートに書いて実力チェック」と合ったのですが、次女はLD(学習障害)で読み書きにとんでもないエネルギーを使います。
そのため、漢字に関しては子のスケジュールではこなせないと考えました。
そこで、Geminiに相談します。

私は、問題数の少ない、簡単なプリントを作ってくれないかな?と思ってこう聞きました。
すると…

いろいろ省略しましたが、最終的には写真で撮って送ってくれたら作るよ、と。

というわけでこのようにドリルをパシャパシャと撮って送りました。
するとどうでしょう…





こんな感じで漢字テストアプリを作ってくれたんです!
すごくないですか?めちゃくちゃ感動しました!!
でも、感動したのもつかの間…
あれ、この漢字ドリルに載ってなくない?と気づくわけです。
・・・
そうです、全然ドリルから読み取れてなかったんです。
実行するの読みが「ジュッコウする」たったりと間違いも多いです(しかもドリルに載ってない…笑)。
そこで、自分で作ることにしました。
そうして出来上がったのが、次女のための漢字チェックツールです。
書けそうか、書けなさそうか、チェックするだけのツールです。
LD(学習障害)の次女のために、とことんハードルを下げております。
内容は次女の中学のテスト範囲です。全国の中学生に向けてではなくてごめんなさい。
次女の同級生には活用していただけますね(笑)
実際のところ、高校入試の国語の漢字の配点は非常に低いです。
とれたらいいですけど、そこまで時間をかけて勉強するところでもありません。
というわけで、あくまで定期テストの補助的なツールとして活用していただければ幸いです。
正しい問題をプロンプトすれば、AIで漢字ゲームが作れる!
今回、写真で問題を作るようお願いしてしまったので、間違った漢字、間違った読みの問題が出てしまいましたが、きちんとテキストで「漢字」と「読み」を提供すれば、正しい漢字ゲームを作ってくれると思います。
お時間のある方は、テスト範囲の漢字ゲーム、作ってみてくださいね!
まとめ
今回は、AIを活用したテスト対策と、そこから生まれた「漢字チェックツール」のお話でした。
長女・次女の姿を見て確信したのは、「中学生の勉強には、親の伴走が絶対に必要」だということです。
学校の計画表が「すべてC評価」で終わってしまうのは、子どもたちがまだ計画の立て方や進め方を知らないから。
数週間先を見据えて自分をコントロールするのは、大人だって難しいことです。
だからこそ、親が少しだけ手を貸してあげる。
今の時代、面倒なスケジュール作成やドリル作りは、最強の助手である「AI」に丸投げしてしまえばいいんです!
私たち親の本当の役割は、「子どもの進捗を見守り、ズレを直し、最後まで完走できるように支えること」。
これはAIには絶対にでません。
次女のテスト結果は、また別の記事でご報告できたらと思います。
テストまであと一息、全国の伴走中の親御さん、一緒に頑張りましょう!!!

