「偏差値41ってどのくらい?」
子どもの模試で初めて偏差値41という数字を見たら、気になる方も多いと思います。
「普通くらいなの?」
「高校には行ける?」
「偏差値41だと、どんな高校になる?」
「今からでも上げられる?」
我が家の長女も、中学3年生で受験勉強を本格的に始めたころの偏差値は41でした。
先に結論を言ってしまうと、偏差値41は平均より下です。
でも、だからといって「もう行ける高校がない」「今から頑張っても遅い」という数字ではありません。
長女の場合は、塾に通わず家庭学習を続けて、最終的には偏差値53まで上がり、公立高校に合格しました。
この記事では、実際に偏差値41から高校受験を経験した親として、
- 偏差値41はどのくらいの位置なのか
- 偏差値41だと高校選びはどうなるのか
- なぜ私は「できれば偏差値50は超えてほしい」と考えたのか
- 偏差値41からどこまで上げられたのか
を、できるだけきれいごと抜きで書いてみます。
偏差値41はどのくらい?平均より下なのは事実
偏差値の平均は50です。
そのため、偏差値41は「普通くらい」とはいえず、平均より下の位置になります。
一般的な偏差値の分布で考えると、偏差値41は下位20%前後。
100人いたら、下から20番目前後にあたるイメージです。
ただし、これはあくまで目安です。
偏差値は、そのテストを受けた人たちの中で、自分がどのあたりにいるのかを表す数値なので、偏差値41=テストで41点という意味ではありません。
また、模試によって受験する人も問題の難易度も違います。同じ子が受けても、模試が違えば同じ偏差値になるとは限りません。
なので「偏差値41」という数字だけを見て、
「この子は勉強ができない」
「高校受験はもう無理」
と決めつける必要はありません。
とはいえ、高校受験を考えるなら、今の立ち位置が平均より下にあることは、きちんと受け止めた方がいいと私は思っています。
我が家の長女も、ここから受験をスタートしました。
偏差値41だと、どんな高校に行ける?
「偏差値41なら、偏差値41の高校を探せばいい」と思うかもしれませんが、高校受験はそれほど単純ではありません。
特に神奈川県の公立高校入試では、模試の偏差値だけでなく、内申点や当日の学力検査などを使って選考されます。
そのため、偏差値41だけを見て「この高校なら受かる」と判断することはできません。
我が家でも、偏差値だけではなく内申点と模試の結果を見ながら志望校を考えていました。
神奈川県公立高校を考えている方は、S値を計算してみると、今の内申で当日どのくらいの点数が必要なのか考える材料になります。
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偏差値41でも高校には行ける。でも「どこでもいい」とは思えなかった
偏差値41だから高校に進学できない、ということではありません。
実際、偏差値40前後の高校もあります。
でも私は、娘の高校選びについて、
「入れる高校ならどこでもいい」
とは思えませんでした。
高校は3年間、ほぼ毎日通う場所です。
授業だけではなく、友人関係や部活動、学校行事などを含めて、子どもが多くの時間を過ごします。
卒業後に大学へ進学するのか、専門学校へ進むのか、就職するのか。
そうした進路についても、学校によって環境はかなり違います。
だから私は偏差値だけではなく、
「娘がどんな環境で高校3年間を過ごすのか」
も大切にしたいと考えていました。
偏差値40前後の高校を実際に見学して感じたこと
我が家も、受験校を考える中で偏差値40前後の公立高校へ学校説明会に行ったことがあります。
そのときの印象は、正直あまり良いものではありませんでした。
校内の清掃状態が気になったり、保護者が説明会のために続々と来校している中でも挨拶がなかったり、その日に見かけた一部の在校生の振る舞いが気になったり。
もちろん、その日に私が見た一部の生徒や校内の様子だけで、その学校全体を判断することはできません。
偏差値が低ければ素行が悪い、偏差値が高ければ人間性も優れている、という単純な話でもないと思っています。
それでも親として、
「娘がこれから3年間、毎日ここへ通うとしたら?」
と考えたときに、私は「できれば別の環境を選ばせたい」と感じました。
ネットで偏差値表だけを見ていたときには分からなかったことでした。
偏差値が数ポイント違うだけでも、学校の雰囲気は違った
その後、いくつかの高校へ足を運びました。
そこで私自身が感じたのは、偏差値が数ポイント違うだけでも、学校ごとに雰囲気がかなり違うということでした。
もちろん偏差値だけが理由とは限りません。
校風や地域性、その年の生徒、学校側の指導方針など、いろいろな要素があると思います。
だから、
「偏差値が3高ければ必ず良い学校」
という意味ではありません。
それでも実際に複数の高校を見たことで、
「偏差値なんて関係ない」
とも私は思えませんでした。
高校を選ぶときには、偏差値だけでなく、実際に学校へ行って、自分の目で雰囲気を確認することがとても大切だと思います。
私が「最低でも偏差値50を超えてほしい」と思った理由
娘の偏差値が41だったころ、私の中には一つの目標がありました。
できれば偏差値50を超えてほしい。
偏差値50なら何も心配がない、という意味ではありません。
ただ、偏差値50は一つの平均ラインです。
そこまで上げることができれば、高校選びの選択肢も今より広がります。
「今の成績で入れる高校を探す」だけではなく、
「この高校に行きたいから、ここまで成績を上げよう」
という選び方ができるようになります。
私はその状態に娘を持っていきたいと思っていました。
偏差値41からでも、実際に53まで上がった
結果として長女は、
偏差値41 → 最終的に偏差値53
まで上がりました。
しかも我が家は塾を利用していません。
もちろん、41から53まで一気に上がったわけではありません。
思ったように勉強しない時期もありましたし、親子でぶつかったこともあります。
「このままで本当に間に合うの?」
と思ったことも何度もありました。
それでも、苦手なところを確認して、使う教材を考えて、少しずつ勉強を進めていった結果、最初には選択肢に入らなかった高校も受験できるようになりました。
最終的には公立高校に合格することができました。
↓偏差値41から公立高校合格までのリアル体験記
偏差値41だったとき、最初に何をした?
ここは「とにかく長時間勉強させた」という話ではありません。
むしろ最初に必要だったのは、
「何ができていないのかを把握すること」と「得意を少しでも伸ばす事」
でした。
長女の場合、苦手だった英語は勉強しようにも身に付かず…
そもそも勉強しようともせず、結局最終的に捨てています(笑)
それよりも前向きに取り組める理科や数学に力を入れることにしました。
特に数学はケアレスミスが多かったので、簡単な計算でミスしないように質より量で計算練習をしました。
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高校入試の基礎ドリル300問 数学
こちらは受験対策用教材です。
長女も次女も、符号を読み間違えたり、移項をミスしたり、暗算で失敗したり、ケアレスミスがすごく多かったんです。
入試の大問1,2は、単純な計算問題です。ここを確実にとるのが、入試の数学では重要になってきます。
そこで、数をこなしてケアレスミスをなくすために、タイムを計りながらこのドリルをやりました。
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社会に関しても、得意不得意があったので、好きな分野だけ確実に点が取れるように、「前向きにできる分野」を選んで勉強するようにしました。
購入した歴史のドリルも、飛び飛びでしかやっていません。
その他、娘たちの受験で使っているおすすめの教材紹介記事はこちら↓
偏差値41なら、まず「行ける高校」より「行きたい高校」を見てほしい
これは実際に受験を終えた今だから思うことです。
偏差値41を見ると、
「この偏差値で入れる高校はどこ?」
と探したくなると思います。
もちろん、安全校を考えることも必要です。
でも中学3年生の早い時期なら、現在の偏差値だけで志望校を決めてしまうのはもったいないです。
一度、少し上の高校も含めて実際に見に行ってみてほしいです。
学校説明会や文化祭へ行って、
「ここに通いたい」
と思える学校が見つかったら、それが勉強する理由になることもあります。
長女も最初から偏差値53だったわけではありません。
41からスタートしています。
だから偏差値41という数字は、受験する高校を決める「最終結果」ではなく、あくまで今のスタート地点として考えていいと思います。
まとめ
偏差値41は、平均より下です。
そこを無理に「全然低くないよ」と言う必要はないと思います。
一方で、
偏差値41だから、もう高校を選べない。
これも違います。
我が家では、偏差値41から塾なしで受験勉強を始め、最終的に偏差値53まで上げて公立高校に合格しました。
だから、もし今、
「偏差値41しかない……」
と不安になってこの記事を読んでいるなら、
41は結果ではなく、現在地です。
まずは現在の学力を知って、行きたい高校を見つけて、その差を一つずつ埋めていく。
我が家の経験が、これから高校受験をするご家庭の参考になれば嬉しいです。
我が家が偏差値41からどんな勉強をして、どのように志望校を決め、最終的に公立高校へ合格したのかは、こちらの記事にまとめています。

