夏の全県模試の結果で、偏差値が全く足りていないのに、それでもここに行きたいと決めたS高校。
しかし、勉強しなければ受からないかもしれないと思いながらも、ちっとも勉強はしていませんでした。
これをやれ、あれをやれと指示はするものの、結局やってない、ということが多々ありました。
毎日怒鳴ってストレスフルな母
志望校が決まったので、どのくらいの内申点・入試得点が必要なのか情報収集をしました。
中3の前期の内申は32。中2後期の31、中3前期の32×2で、内申は95と仮定しました。
S高校の合格者平均の内申は97前後なので、既に少し足りない…
となるとこの内申点で、合格に必要な入試得点は、300点くらいかな、と目標点を決めました。
内申に関してはあればあるだけ入試得点に余裕が出るのですが、前期から後期でそうそう上がるもんでもなければ、長女もそんなに頑張らなかったので(本当に腹立たしい!)、最終的な中3後期中間の内申は32。
でもこの+1が95の内申を97にしてくれたので、この2点はとても大きかったとは思います。
内申点に余裕がない分、少しでも点数を上げてほしいのに、過去問をやっても全然点数は取れないし、定期テストの直しはしないし、ドリルも全然進めないし、毎日「本当に行きたいのか!?落ちるつもりなのか!?高校受験なんて辞めて働け!!!」と怒鳴っていました(笑)
勉強をやりたくなくて揺れ動く長女
あまりに勉強しないので、「勉強したくないなら今の学力で勉強しなくても行けるI高校に志望変更しろ!」と何度もいいました。
親としてはハッパをかけたつもりでした。
しかし、ギャルの多いI高校、はじめは長女も「ギャル高校には行きたくないから頑張る」と言っていたのですが、毎日のように勉強しろと言われる生活に嫌気がさしたのか、ある日、「I高校だったら私も勉強しろって言わなくて済むんだから、志望校変えてよ!!」というと「変えようかな…」と。
そう言えばやる気になるのではと言ったつもりが、勉強したくないから志望校変える…って(笑)
えええーーーー!ですよ!親ってほんと自分勝手ですね(笑)
長女としても、
I高校は少し偏差値が下がりすぎてる
でも、勉強はしたくない
でも、I高校よりS高校に行きたい
勉強しないといけないのはわかってる
でも、勉強したくない…
と葛藤はしていたようでした。
最終的には親の望みを聞いたのか?覚悟を決めたのか?「S高校を目指すから勉強する」という選択肢を選んでいました。
なお、「勉強しないでI高校に行く」「勉強してS高校に行く」の選択を迫るやりとりは、受験期間に10回以上繰り返したと思います(笑)
「どうか少しでも偏差値の良い高校に行ってほしい」という私の望みがあって、私がしつこかったのもありますが、「やっぱりI高校には行きたくない、S高校を諦めきらめきれない」という長女のしつこさもあって、このやりとりを何度もやることになったんだと思います。
I高校の説明会に参加
こんなに勉強しろって言われるなら、勉強しなくても行けるI高校でもいいかな…
そんな気持ちが長女に芽生えたころ、I高校の説明会にいきました。
校門を過ぎ、案内の先生が立っています。
「説明会はあちらです」
そう声を掛ける先生の横に女子生徒が2人座ってます。
う○こ座りで…
保護者をちらちら見ながらしゃべっていて、時々先生に話しかけます。
先生も普通に生徒と話します。私だったら保護者が来ているので生徒たちも立たせて挨拶させるか、嫌ならその場を離れるように指示するかな、と思いました。
説明会が行われる体育館に向かっていくと、男子生徒2人が保護者の列を蹴散らすように横切ります。
ポケットに入れたスマホから大音量の音楽を流しながら。
目が合ったのに、挨拶どころか会釈もしません。
説明会の内容は省略します。
説明会が終わり、帰りにトイレに寄りました。
武道場の横にあり、校舎の外から入れるトイレだったので綺麗さは期待せずに入ったのですが、
- 外扉は蜘蛛の巣だらけ
- 便器の蓋を開けたら便器内はピンクカビだらけ
- 蓋の裏は黒カビだらけ
- 床はお菓子のゴミだらけ(トイレの個室内ですよ!?)
…そのような状態でした。
ひどくないですか?ブログに書くので言葉を選ばずに言えば、人としてどうなのか?と問いかけたくなりました。
もちろん、説明会中に挨拶をしていた生徒会の子はしっかりしていましたし、そんな子ばかりではないと思います。
I高校は昔からある高校で人数も多いですし、私の同級生にもI高校に進学した人はいますし、素敵な人も沢山います。
しかし、保護者として長女にはここに通ってほしくないと思いました。
そして長女自身も強く「行きたくない」と思う機会となりました。