令和7年度の入試で公立高校の合格を実現した娘ですが、受験を意識し始めたころに志望していた高校とは、最終的に違う高校を選びました。
長女の高校選びについて、今回は記録したいと思います。
「長女の公立高校選び」シリーズ一覧
高校選びを意識し始めた時期
娘と私が高校受験をほんのり意識し始めたのは、中学2年の春頃。
というのも、神奈川県の公立高校入試では、
- 2年生の後期の内申 ×1
- 3年生の後期中間の内申 ×2
が、進路に関わってくるからです。
私が受験した頃は3期制だったので、「3年後期の中間の内申」と言われても「なにそれ?」状態でした。
ちなみにこの「中3後期中間の内申」というのは、後期の中間テストまでの成績をもとにした内申のこと。
これをちゃんと把握したのはもっと後でしたが、どちらにしても2年生の内申から受験に影響することはわかっていたので、1年生の後期(学年末)の内申を参考に、2年の春からぼんやり志望校のことを考えるようになりました。
高校選びの基準
高校を選ぶとき、基準になるものは本当にいろいろあります。
- 自宅からの距離
- 学校の施設
- 偏差値
- 進学実績
…などなど。
でも、長女にとって譲れなかったのは「部活」でした。
中学から始めた運動部にどっぷりハマっていて、高校でもそのまま続けたいという気持ちがとても強かったんです。
なので、まずは「部活ができる高校」を最優先にリストアップ。
その次に距離。
できるだけ交通費がかからない高校、親としてもありがたいし、本人も「遠すぎるのはイヤ」とのことでした。
受験初期の志望校
2年生の春、入りたい部活がある高校をピックアップしたところ、これがとても少ない!!!!
市内の公立高校だと、ほんの数校しかありませんでした。
実際には、強豪校の多くが私立高校で、しかもその中にはスポーツ推薦で入学している子も多くて……
“文武両道”かと思いきや、“武だけで突破”の子も少なくないんだなというのが正直な印象でした。
私立のことはまた別の記事で詳しく書いていますが、うちの場合は私立専願は考えていなかったので、少ない公立高校の中から選ぶしかありませんでした。
その中で見つけたのが、家から自転車で15分、偏差値50〜55、内申100でOKなM高校(※アルファベットに深い意味はありません笑)。
昔から真面目な校風で親としても安心ポイント高め。
実はもう1校、最終的に合格して通うことになる高校も候補にあったのですが…… この時はM高校の条件が良すぎて、特に調べることもせず、長女はM高校を第一志望として受験準備を進めていくことになりました。
志望校の文化祭に行った話
2年生の秋、M高校の文化祭を親子で見に行きました。
人数も多く、活気もあって、生徒たちも楽しそうで…まさにTHE青春!という雰囲気でした。
「ここに来られたら楽しそうだね〜」と娘と話しながらまわったのを覚えています。
家から近い高校だったこともあり、同じ中学の友達にも会えて、後半はお友達と文化祭をまわっていました。
高校説明会ももちろん大事ですが、子どもたちにとっては文化祭のほうが「その高校での生活イメージ」が湧きやすいかも。
文化祭はどの学年でも参加OKなので、気になる高校や候補の学校があれば、できるだけ早く参加してみるのがおすすめです!
3年生になると体調や部活の予定、他校との日程かぶりなどで、「行きたくても行けない…」なんてこともあります。
うちもM高校の文化祭しか行けなかったのですが、娘にとって“ここに行きたい!”と思うきっかけになったのは大きかったです。
初期の高校選びの反省
2年生の間はM高校一択状態。他の学校をまったく見ていませんでした。
失敗とまでは言いませんが、今振り返るとやっぱり視野が狭かったなと思います。
最終的に志望校は変わりましたし、もっと早い段階で他の高校も調べておけば、バタバタせずに済んだのかも……。
志望校を変えたことで見学や説明会も後手後手になって、3年生の秋からは本当にバタバタでした。
「とりあえず見に行っておくだけでも…」と思っていても、気がつけば時間が過ぎていて行けなかった、なんてこともあります。
受験を控えてる中学生、そして保護者の方、早め早めの行動をぜひおすすめします!
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