偏差値が下がるとどうしてもギャル化ヤンキー化する高校。
自他ともに認める陰キャの長女は、ギャル校だけはどうしても避けたい、と言っていました。
それに、高校で出会った人やその後の進路で人生の選択肢も変わってくる思うんです。
主人は、高校を卒業できればどこでもいい、という意見でしたが、私としては、せめて偏差値50くらいのギャルの多くない高校に進学してほしいなと思っておりました。
定期テストの平均点がわからない
長女の通う中学校では、定期テストの平均点が出ません。
先生方も、そもそも計算してないそうです。
部活の顧問(英語)によれば、国語は60点、英語と数学は50~55点が平均点になるように問題を作ってると言っていました。
が、実際の平均点なんて、受けてみないとわからないし、塾に行っていない我が家としては、学校の平均点がとれてるのかとれてないのかか知りたかったです。
とはいえ、学校に幾ら訴えたところで平均点を出してくれるわけではないですし、三者面談で「平均点ってでないんですか?」と聞きましたが、「平均点よりも前回の点数と比べてください」と言われてしまいました。
塾に行ってないから学校のテストくらいしか比較するところがない、とも伝えましたが、学校側は「そういわれてもできる事は無い」という感じで、中学校に対して、全然頼りにならないなあ~と感じました。
公立の中学校が受験対策をするところではないことは把握してましたが、いくらなんでも情報なさすぎだろ、という感じです。
この感じ方に関しては、賛否両論あるかもしれませんね。
初めての神奈川全県模試
学校でのテストで学力把握ができなかったので、2023年の8月に初めての神奈川全県模試を受けました。
大勢の中でテストを受ける、という環境にも慣れてほしかったので、自宅受験ではなく、会場受験を選択しました。
初めての全県模試の結果がこちら…!

愕然としたのを覚えています。
偏差値41。
長女の第一志望は偏差値50。
決して高くはありません。
中堅高校、人によっては中堅より下、と判断する人もいるでしょう。
合格判定はこちら。

合格率60%とありましたが、落ちるところギリギリ。
神奈川全県模試は倍率を考慮していないので、倍率が高い、または少しでもヘマをすればアウトです。
M高校は、ここ数年でどんどん倍率が上がっており、令和6年度の倍率は1.5を超えていました。
偏差値50の高校とはいえ、安心して受けるには、最低でも偏差値52~3、内申も100は欲しい、といったところです。
しかも!この合格率は、本番でこのくらいとれるだろうという入試予想得点を使って計算されています。
その点数、なんと「272点」。
全県模試の結果は209点ですから、いくら全県模試が本番の試験より少し難しいと言われていたって、とてもじゃないけど本番で272点取れるとは思えないですし、本番が209点だったら絶望的です。
この結果を受けて、とてもじゃないけど受からないぞ、というかこのままじゃ受けさせられないぞ、と母子で認識しました。
偏差値を下げたらギャル校のみ
初めての全県模試の結果を受けて、長女と志望校の再考をしました。
しかし、部活動を続けることができ、M高校からランクを1つ下げたI高校は、偏差値が一気に38まで下がってしまいます。
定員割れをしないことの方が少ない高校で、この頃、まだ学校を見に行ってもいなかったので娘はピンと来ていませんでしたが、とても治安が良いとはいえない高校です。
部活を諦めれば、自転車で通える距離に偏差値45のF高校があります。
校則がゆるいので、メイクやスカート丈、髪も自由、高校デビューをしたいという思いをひそかに抱いていた娘にとっては、選択肢になる高校でした。
ただ、この時点で本番まで1年半弱。まだまだ時間もあったので、これから頑張っていけば十分間に合うと思い、M高校から志望校は変更しませんでした。