神奈川県公立高校入試が近づくと、親として最後に悩むのが「当日、学校まで送っていくべきか?」という問題ではないでしょうか。
「もう中学生なんだから一人で行かせるべき?」 「でも、もし電車やバスが止まったら?」 「スマホ持ち込み禁止なのに、どうやって連絡を取ればいいの?」
わが家でも、この問題で夫婦の意見が割れました。
旦那には「過保護だ」と言われましたが、結果として私は「送っていって、本当によかった」と心から思っています。
今回は、塾なし受検に挑んだわが家が、不安を解消するためにとった「当日の送迎戦略」についてお話しします。
「スマホ禁止」という大きな壁
今の時代、どこにいても連絡が取れるのが当たり前。しかし、入試本番の会場にスマホは原則持ち込めません。
事前申請をすれば持ち込みができるという話もありましたが、手続きも面倒ですし、かといって無断で持っていき、万が一抜き打ちチェックなどでバレたら・・・。
最悪、入試を受けられなくなるかもしれません。
そのため、わが家は「スマホは入試後に合流するまで親が預かっておく」という形にしました。
でも、そうなると親の不安は募るばかりです。
- もし公共交通機関が遅延したら?
- もし途中で気分が悪くなったら?
- もし忘れ物に気づいたら?
連絡手段がない中、真っ暗闇に娘を放り出すような不安。
塾なしで二人三脚で頑張ってきたからこそ、「万が一」でこれまでの努力を台無しにしたくないという思いが強くありました。
わが家の選択:あえて「バス」を選んだ戦略的理由
実は最初、主人の車で送ってもらうことも考えました。
しかし、土壇場で私が出した結論は「私と娘で、バスを乗り継いで行く」という方法でした。
なぜ、楽な車ではなくバスを選んだのか。そこには理由があります。
渋滞リスクの回避
入試当日の朝、もし事故渋滞に巻き込まれたら?
自家用車の遅刻は「自己責任」ですが、公共交通機関の遅れなら「遅延証明書」が出て、救済措置の対象になる可能性があります。
「連絡手段」としての同行
娘が普段の習い事で使い慣れている路線でしたが、当日の空気は別物です。
スマホを持った私(母)が隣にいれば、何が起きても即座に調べ、対応できる。
その「安心感」を娘に持たせることが、私の最大の任務だと思ったのです。
もし主人が仕事だったとしても、私は間違いなく娘と一緒にバスや電車に乗っていたと思います。
正門の前で見た、意外な光景
旦那に「過保護」と言われたこともあり、「中学生にもなって親が付き添うなんて、わが家だけかな・・・」と少し不安を感じながら学校に到着しました。
ところが、いざ正門に着いてみると、なんと受験生の6〜7割が親子連れ!
「そりゃスマホ持ってなかったら不安だよね!」「そりゃ、親も付き添うよね!」と、心の中で激しく同意してしまいました。
みんな、わが子を思う気持ちは同じだったんです。
人生で一番「ソワソワ」した待ち時間の過ごし方
試験が終わった後の合流場所は、事前に「少し離れた最寄り駅のショッピングモールにあるカフェ」に決めておきました。
学校のすぐ前だと混雑しますし、何より親子で落ち着ける場所が欲しかったからです。
主人は末っ子の幼稚園の送迎があったのでお留守番。
私は娘を見送った後、一人でそのショッピングモールへ向かいました。
・・・そこからは、もうソワソワ、ソワソワ。 人生で一番落ち着かない一日でした。
あまりにソワソワしすぎて、気づいたら「かかとの角質除去」の予約を入れていたのは、娘には内緒です(笑)
誰かと話したり、何かをしていないと精神が持たなかったんです。
合流、そして「最高に濃密な」自己採点
数時間後、待ち合わせのカフェで娘と合流しました。 まずは頑張った娘に飲み物を注文。
感想もそこそこに、持参した神奈川新聞の解答速報を開きました。
「あそこは取れた」「ここはダメだった」
カフェの隅で一喜一憂したあの時間は、塾なしで戦い抜いた親子にとって、最高に濃密な「お疲れ様会」になりました。
家まで待ちきれずにその場で答え合わせをしたあの緊張感は、今でも忘れられません。
受験当日の様子はまた後日書こうと思います。
まとめ
旦那に「過保護」と言われても、最後は自分の直感を信じて正解でした。
親が「何かあっても大丈夫」という備えをしていれば、それは子供にも伝わり、本番の落ち着きに変わります。
これから当日を迎える皆さんも、周りの目は気にしなくて大丈夫です。
「わが家にとっての正解」を選んで、お子さんを最高の状態で送り出してあげてくださいね。

